沖縄、3月の那覇

沖縄県は列島からなり、本島南部には最大の都市である那覇市があります。沖縄といえば、砂浜や環礁などを想像しがちですが、実のところ那覇は日本の大都市です。こう言うと、都市は別の旅行先への乗り継ぎ地点に過ぎない、と考える人たちをがっかりさせてしまうかもしれません。確かに、混雑したゴミだらけの「リゾート都市」に長居したくない、というのは理解できますが、ここ那覇はそうではありません。この亜熱帯気候下の日本の都市は、一見の価値があります。東京や本州から数千キロも離れた那覇には、意外にも、おおらかな日本文化が息づいています。

滞在中、日本にいることを一瞬たりとも疑わなかったし、すでに馴染みのある日本の雑然とした面が見られたのは喜ばしかった。のびやかで無秩序な自然があちこちから顔を出し、しばしばやってくる熱帯の嵐に抵抗するパステルカラーの町並みは、脆くも無骨な表情を見せます。陶器の破片が散りばめられた石畳の道を歩けば、地元の人たちの緩やかな美しさと無造作な髪に心奪われて、私たちの口元に自然と笑みがこぼれます。この心を解きほぐす快い感覚の背景には過去を引きずる現実があり、島にはアメリカの存在が大きくのしかかる。私たちのような一介の旅行者が理解するのは容易でないけれども、今もなお困難を抱える状況を通して、日本文化がどのように受け継がれ、育まれてきたのかを垣間見たのです。

 

旅のお気に入り

壺屋焼物美術館周辺のアパートまたはマンションを借りる
壺屋やちむん通りの陶器店を冷やかしてからmiyagiyaに
バスで琉球温泉 瀬長島ホテルへ。ターコイズブルーの海を眺めながら、温泉に浸かる
金城町石畳道を登る。運が良ければ、公民館で行われているシニアの歌と体操教室が見られるかも
首里城で観光客ごっこ。トイレの竜の蛇口が楽しい
所蔵品に若干ムラがあるものの、建物が素晴らしい沖縄県立博物館へ
BACARのピッツァと職人技に感動する
自然食とおやつmanaと浮島ガーデンでヴィーガン料理と美しいインテリアを楽しむ
Saboramiでカレーを食べる
soiでコーヒーを飲む
質の良いヴィンテージと音楽を求めてThe New Batchへ
ケルアックでリラックスした島のファッションをチェック
第一牧志公設市場の路地裏を探検。素敵な生地店の裏手に入り、古い着物を格安で売っている露店を探す
タクシーで、旧外人住宅を利用した独立系ショップが立ち並ぶ湊川ステイツサイドタウンへ
ブルーシールで紅芋アイスを食べる